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2013年10月19日

イムジチ合奏団

「1952年、12人の若く才能溢れるサンタ・チェチーリア音楽院の卒業生たちによって結成。編成は、ヴァイオリン6人、ヴィオラ2人、チェロ2人、コントラバス1人、そしてハープシコード。同年3月30日、彼らの公式デビュー・コンサートがサンタ・チェチーリア音楽院で行われ、大成功を収めた。翌4月、ラジオ放送用にリハーサルしているイ・ムジチを聴いたトスカニーニが、ジャーナリストの前で彼らについて熱っぽく語り、自らの写真に『素晴らしい!絶品だ!まだ音楽は死んでいなかった!』という言葉を寄せて彼らに贈った。まさにこのときが、その後の驚異的な数々の成功の始まりであった。彼らの録音したヴィヴァルディの『四季』は世界中で空前のバロック・ブームをもたらし、日本でも記録的なセールスを記録した。結成以来半世紀余、イタリアの高く突き抜ける青空のように明るい彼らのサウンドは、今も世界中の人々の心を幸福感で満たし続けている。
2011年には結成60年記念ツアーを世界中で行い、日本でも23公演を開催、新たなイ・ムジチ旋風を巻き起こした。」
と言われるイ・ムジチ合奏団沖縄公演が先日開かれた。「素晴らしい!絶品だ!まだ音楽は死んでいなかった!」と言う表現が決しておおげさではないことを痛感させられた。彼らのアグレッシブなビバルディーの四季は、これまでになくしなやかでたくましい演奏に思えたが、かれらの表情も満ち足りた表情で共に歓喜を分かち合った気分だった。一人ひとりの演奏技術もさることながら、表情がまた素晴らしい!笑顔に満ちた顔と巧みな演奏に酔いしれたひとときだった。沖縄市民会館が平日の夜にも係らずほぼ満席状態で、熱心なクラシックファンの熱意に応えるかの様に4回のカーテンコールに応え、フィナーレは客席はスタンディングオーベーションとブラボーの声に満ちていた。久しぶりに本物の素晴らしい演奏を耳にしたけれど心の奥底まで残っている。演奏終了後、彼ら一人ひとりからサインを書いてもらう時に「ありがとう!」と声を掛けさせてもらった。沖縄に、本物のクラシックの演奏家たちを招いて演奏会を開催したいと強く思い沖縄で「ラ・フォル・ジュルネ沖縄」の開催を現実のものにしたいと改めて思った。来年4月gw前半にヨーロッパから50名以上の一流の演奏家を招いて多くの沖縄の人々と喜びを分かち合いたいと思った。
イムジチ合奏団



 
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